内科学第三のホームページへようこそ。当科は、脳神経内科、膠原病内科、血液内科が有機的に融合し、診療と研究を発展させ続けている伝統のある内科講座です。開学当初から培われてきた診療手技や研究内容は脈々と受け継がれ、自由な気風で常に最新の技術が加えられています。脳卒中診療や脳ドックなどを通じて、世界的なエビデンスを創出し続けています。

それぞれの分野での専門性を学べるシステムが確立されており、後期研修やさらに専門的な診療に進み、専門医を確実に取得できるように指導を行なっています。一人一人の個性や希望を考慮しながら、個々の医師・人間としてのゴールを到達できる様にサポートしていきます。「どうしてこんなに面白いのだろう」ということに気づいてもらうので、臨床研究や基礎研究に自然と手が伸びていくでしょう。また、基本となる検査手技や最新の診療技術の習得を必要とする場合には、その都度メッカとなる施設への研修に赴いてもらっています。

技術進歩により基礎研究の臨床応用が身近になってきた近年、当科には画像解析、コンピュータ解析、統計処理などを用いた臨床研究、細胞培養、PCRからマススペクトロメトリー、ラマン分光法などの最新技術を駆使した基礎研究を行えるスタッフが常駐して居り、新しいことを学べる喜びを感じながら、困った患者さんを助ける治療法を創出していきたいと思います。

島根の地域から世界へ発信できる素地はできています。このホームページを通して若手医師が多く勢いのある当科の雰囲気を感じ取って頂けると確信しています。そして、私たちは、何よりも医局員皆が団結して、当講座に貢献できる良い雰囲気を守り続けることに重きを置いています。

島根大学医学部内科学講座内科学第三
教授　長井　篤